鎌倉らしさを未来につなげる

私はこれまで、「鎌倉の役に立ちたい」という思いで、地域防災、子どもや若者の支援、パラスポーツの普及、伝統文化の保護、商店会活動、まちの清掃活動、経済や観光など、多くの方々とともにさまざまな地域活動に取り組んできました。
その中で、行政の支援が行き届かない現実や制度の壁に直面し、「個人の小さな声や想いは、社会の大きな課題と無関係ではない」ということを何度も実感しました。
—たとえば、
• 妊娠の難しさや子育ての大変さ
• 子どもの安全な通学と多様な経験の機会
• 若者の未来の可能性を広げる支援
• 障がいの有無や世代を超えた共生社会の実現
• 地元商店の持続的な発展
• 地域ごとの防災対策
• 渋滞の解消やゴミ箱・トイレ・駐車場の整備—
これらはすべて、政策や制度と深く結びついています。
私たちが日々の生活の中で感じる違和感や課題は、決して個人の問題ではなく、社会全体の問題であり、それを解決するためには、市民の声を制度や政策のレベルにまで引き上げる必要があります。

「人と人をつなぐこと」が、未来を変える
鎌倉市の人口は減少の一途を辿り、17万人を下回りました。
先人たちが築いてきた鎌倉の魅力を未来につなげるために、私たちは今、目の前の課題にどう向き合い、解決していくのかを問われています。
その一つの答えが、「人と人をつなぐこと」です。
「人と人の想いがつながれば、新たな力が生まれる」
「支え合い、知恵を出し合うことで、どんな課題も乗り越えられる」
私はこれまでに、そうやって地域の皆様と共にさまざまな課題に取り組んできました。
大切なのは、一人ひとりの想いを共有し、共に行動すること。このつながりが広がれば、未来はより良いものになると信じています。

「まちづくり」を政策として実現するために
こうした思いから私は「鎌倉市議会」という新たなステージへ挑戦する決意をいたしました。
私自身が条例や制度をつくる側に立ち、市民の皆様の声や想いを政策に反映させることで、10年後、50年後の鎌倉を見据えたまちづくりを実現したい考えています。
地域をより良くするためには、現場の声を直接行政に届け、具体的な施策として形にすることが不可欠です。それこそが、「パーソナル イズ ポリティカル(個人的なことは政治的なこと)」の実践であり、私が目指す政治の形です。
私がこれまで培ってきた経験や人脈、そして、これからの人生のすべてをかけて、市民の皆様や仲間とともに行動し、誰もが安心して自分らしく暮らせる鎌倉を、子どもたちがワクワクするような未来の鎌倉を創っていきたい。そのために全力を尽くしてまいります。
さまざまな地域活動と並行しながらのこの挑戦は、正直なところ時間が足りず、かなり出遅れているのが現状ですが、全力で取り組んでまいります。
今後も、市民の皆さまと対話を重ね、共に汗を流しながら、より良い鎌倉の未来を実現するために、誰よりも動き、考え、活動を続けてまいります。

プロフィール

1979年12月11日生まれ(45歳) A型

職業:会社経営(2005年起業)
地域活動・所属団体:鎌倉小町商店会広報委員長、鎌倉小町まちづくりラボ代表、鎌倉商工会議所青年部理事、鎌倉市青少年指導員連絡協議会四役、葛原岡ライオンズクラブ幹事、鎌倉市消防団第29分団、鎌倉法人会青年部、鎌倉蛭子睦会など

私は4年前、結婚を機に隣の戸塚から鎌倉へ移住しました。
鎌倉で新たな生活を始めたのは、夫婦ともに鎌倉が好きだったことはもちろんですが、それだけではありません。
私にとって鎌倉は、父の母校がある思い出の地でもあります。父は御成小・鎌倉学園中・鎌倉学園高を卒業し、私が子どもの頃、父と一緒に鎌倉を訪れた思い出がたくさん残っています。
また、高校時代にはバスケ部の仲間と部活帰りに鎌倉で途中下車し、由比ヶ浜で遊んだり、デニーズで談笑したりと、私にとって鎌倉は昔から特別な場所でした。

鎌倉での新しい暮らしと、地域への感謝

移住後、多くの方々が私たちを温かく迎えてくださいました。地元の方々の優しさや温かさに触れ、鎌倉での生活がますます豊かで楽しいものになっています。

そんな皆さんへの感謝の気持ちから、「私も鎌倉のために何か役に立ちたい」「地域の皆さまに受けた恩を少しでもお返ししたい」と思い、地域のさまざまな活動に参加してきました。

地元鎌倉を支える多くの方々と会話を重ねる中で、地元の人しか知らない鎌倉の魅力をたくさん知ることができた一方で、鎌倉が抱える課題にも気づくようになりました。

地域課題への取り組みと、未来への想い

最初は「新参者の自分が地域の問題に口を出すのはおこがましいのではないか」と悩みました。ですが、外から来たからこそ見える視点や、できることがあるかもしれないと考え、地域課題の解決に貢献できるよう活動を始めました。

今では、多くの仲間や支えてくださる皆さまのおかげで、一歩ずつですが前に進んでいます。

これからも、さらに多くの方々と手を取り合いながら、鎌倉で暮らす人、働く人、訪れる人が、お互いを思い合い、支え合いながら共に生きていける、「すべての人に優しい鎌倉」を創っていきたいと思っています。

鎌倉市が発表した2025年3月の統計では、鎌倉市の人口は17万人を下回りました。また商工会議所の資料によると鎌倉市の人口は、2045年には14万人台まで減少すると予測されています。
この人口減少の背景には、生活圏としての鎌倉の魅力が薄れてきていることがあると考えられます。このままでは、すでに高齢化率30%を超える鎌倉市が、超少子高齢社会という大きな社会課題の渦に飲み込まれ、まちの魅力を維持できなくなることは容易に想像できます。そして、その兆候はすでに鎌倉の各所で現れ始めています。

鎌倉の魅力を未来へつなぐために

私は、「鎌倉の持つ魅力」や「鎌倉らしさ」を未来へと受け継いでいくために、鎌倉を支えてきた地元の方々と、鎌倉が好きでこのまちの役に立ちたいと願う関係人口を増やし、時代の変化に適応したまちづくりを進めたいと考えています。

私の好きな言葉に「不易流行」があります。
これは、変わらない本質を大切にしながらも、新しい変化を柔軟に取り入れていく考え方を表しています。

鎌倉の一番の魅力は「人」です。これは間違いありません。


人が創る鎌倉の魅力

鎌倉は、歴史ある街並み、豊かな自然、美しい神社仏閣が象徴的なまちですが、そこに暮らし、訪れる「人々」こそが、このまちの本当の魅力を創造しています。
鎌倉には、地域の伝統や鎌倉らしさを守り続ける地元の方々がいます。
また、商人、アーティスト、職人、アスリート、学生、ボランティアの方々など、さまざまな人が集まり、新しい文化を育んでいます。
地元の人同士の交流、観光客同士の交流、そして地元の人々と観光客の温かい触れ合い——こうしたつながりこそが、鎌倉を特別な場所にしています。
つまり、「人」と「人」との出会いが、このまちに心地よさと忘れられない思い出を生み出しているのです。
鎌倉は、人とのつながりを喜び、楽しむことで、その真の魅力を感じられるまちです。

少子高齢化という構造的な社会課題に加え、未曾有の大災害への備え、感染症のパンデミック、分断が進む世界情勢など、現代社会は数多の問題とリスクに直面しています。
そんな中で、鎌倉市はどのような社会の形成を目指すべきでしょうか?
私は、子どもや若者を最優先に考える「こどもまんなか社会」を目指すべきだと考えます。

「こどもまんなか社会」を実現するために

地方公共団体の役割として、

教育と文化の推進
インフラ整備と維持管理
防災・危機管理
地域経済の活性化
環境保護と持続可能な社会の実現
観光振興
住民の声を反映する仕組みづくり

といった施策が求められています。さらに、鎌倉で議論されている「市役所の移転」や「深沢のまちづくり」などの重要な課題も、すべてが「こどもまんなか社会」の実現につながる形で構築されるべきです。
これにより、鎌倉全体で「子どもたちを育て、応援していくまちづくり」が進みます。
そして、その取り組みは点ではなく線となり、やがて面となり、結果的にすべての市民を包み込む大きな力となるでしょう。


ビジョンを共有し、共に創るまちへ

変化が激しく、先行きが不安な今だからこそ、大切なのは、市民と共にビジョン(未来の理想像)や目的をしっかりと共有し、理解してもらうことです。

子どもたちが笑顔で元気に成長できる鎌倉にしたい!そのためには皆さんの力が必要で、共に創っていきたいんです!

この熱い思いを、鎌倉で暮らす、働く、訪れるすべての人に伝え続けることが重要です。
そうすることで、生活者・事業者・観光客がそれぞれの立場で「こどもまんなか社会」にふさわしい振る舞いや行動を考えるようになり、まち全体の意識が変わっていきます。


「こどもまんなか社会」を実現する鎌倉の可能性

子どもの数が増えている自治体の成功例を見ると、共通しているのは「子どもや子育てに優しいまちづくりを本気で進めている」ことです。
これだけ多くの魅力を持つ鎌倉が、本気で子どもの成長を応援するまちを目指せば、必ず子どもの数は増えていくはずです。
子どもの笑顔が増えれば、大人たちの笑顔も増え、結果としてウェルビーイングな社会が訪れます。
私は、そんな鎌倉を皆さんと共に創っていきたいと考えています。
そして、そのために特に大切だと思う5つの取り組みを進めていきます。